47-4 三菱キャンター清掃車
フロントウインドウ上部にラインが追加されたのは有名かと思いますが、変更はそれだけに留まりません。
キャビン上半分は全面的に作り直されています。さらに荷台下部のタンク、裏板までも手が入れられています。
初期の物と比べると、別物と言って良いくらいで、シャープさは全く失われてしまっています。
写真左は47-4-1、写真中は2002年11月生産品、写真右は2005年11生産品。
写真右の赤矢印の部分にラインが追加されています。
サイドウインドウがあきらかに小さくなっています。写真左:2002年11月生産品 写真右:2005年11月生産品
写真では判りづらいですが、フロントウインドウも小さくなっています。
と言うより、ルーフの幅が小さくなっていて、キャビンサイドの絞り込が強くなっています。
ルーフも若干左下がりになっていて、後ろの青い荷台と平行になっていません。
写真左の金型改修前の2002年の製品ではAピラーがかなり細くなってしまっています。
写真中央の初期製品の方がかなり太いので、金型改修はこの辺の強度の問題かもしれませんね。
写真左は47-4-1、写真中央は2002年11月生産、写真右は2005年11月生産。
2005年11月生産では、バンパーと前輪の間の彫刻が全く無くなって完全にフラットになっています。
前輪車軸上の彫刻も2002年11月生産では、かなり曖昧になっていますが、
2005年11月生産ではかなり省略されて作り直されています。ちょっと写真では判りづらいかも知れません。
さらに、写真で見て左側のタンクが2005年11月生産では空洞になっています。