『トミカヒーロー レスキューフォース』は2008年4月より2009年3月まで、51回にわたりテレビ東京系で放映された特撮テレビドラマです。
世界滅亡を企てる「ネオテーラ」という悪の組織が引き起こす超災害に対抗するために組織された特別救助隊「レスキューフォース」の活躍を描いた作品となっていました。
これに登場する「ビークル」と呼ばれる高性能マシンが、放送とリンクした形で次々とトミカ化。
その数は30種類以上にのぼりました。今週から数回に渡って、ご紹介して行きたいと思います。

最初に登場したのは2008年4月24日発売のレスキュートミカシリーズの7種。

RFT-01　コアストライカー(轟輝隊員のR1専用のパトカー型ビークル)
RFT-02　コアエイダー(救急車型ビークル)
RFT-03　ウェーブサーチ(レスキューストライカー後部に搭載される無人偵察機)
RFT-04　パワーサーチ(レスキューストライカー後部に搭載されるショベルカー型無人機)
RFT-05　レスキューストライカー(レスキューフォースのメインビークル)
RFT-06　レスキューライザー(はしご車型の中型ビークル)
RFT-07　レスキューショベル(ショベルカー型の中型ビークル)

また、これと同時にレスキューフォース ヒーロー＆トミカ シリーズという隊員のソフビとトミカのセットも発売されました。定価は1,575円(税込)

レスキューフォースR1＆コアストライカー
レスキューフォースR2＆ウェーブサーチ
レスキューフォースR3＆パワーサーチ
レスキューフォースR4＆コアエイダー

ただし、このセットに付属のトミカは単品と全く同じものでした。

次に登場したのは「コアストライカー　ゴールドバージョン」でした。
これは2008年5月22日発売のレスキュー合体シリーズのプラ製大形玩具「レスキューストライカー＆レスキューコマンダーセット」の初回生産分の特典として貰えたものです。
しかしながらこのセット、定価7,140円(税込)という高価な商品だったので、トミカのみを集めるコレクターには頭の痛いものとなりました。

2008年6月頃には「レスキューストライカー　ゴールドバージョン」が登場します。
こちらは全国のトミカヒーローショップで関連商品2,000円以上購入すると貰える限定キャンペーンカードの第1弾から第3弾までの3枚を集めると貰えると言うものでした。これも最低でも6,000円以上の買い物が必要な上、トミカヒーローショップは都市部に限られていたので、特に地方のコレクターにはハードルの高いものとなりました。

2008年月7月25日には、ドラマの1話から3話がDVD化され、その初回限定版としてトミカが付属していました。付属のトミカは「コアストライカー　ブラックバージョン」でした。
こちらも定価2,940円(税込)と、トミカだけ欲しいコレクターにとっては痛い出費となりました。

ところで、これらの裏板には「TOMICA」の刻印が有りませんが、レスキュートミカシリーズと名乗っている上、サイズや作りもまさにトミカと言えましょう。

さて、今回は初期の10種について見て来ましたが、ここまではまだ氷山の一角で、この後もDVDやCD、ゲームソフトの特典など怒濤の抱合せが続くことになります。