先週に引き続き、「矢沢永吉」のコンサートツアー機材運搬用トラック「トランポ」のトミカの後編です。今回は1996年から2000年までのトランポをご紹介したいと思います。

1996 年は「WILD HEART」ツアーのトランポです。前年までと同様7-3三菱ふそう冷凍車がベースでした。この年は1992年以来の2色体制でした。白ボディに白荷台の 日本製がファンクラブ限定、同仕様の中国製がファンクラブ及び会場用、そして黒ボディに黒荷台が会場用として販売されたようです。荷台両サイドはラベル仕 上げとなっていました。白ボディに白荷台の中国製は入手出来ておりません。

翌1997年は「YES,E」ツアーですが、この年からベース車両が7-4 三菱スーパーグレートトラックに変更になっています。黒ボディ黒荷台のみで、荷台はラベル仕上げとなっていました。

1998年は「SUBWAY EXPRESS」ツアーで、黒ボディ黒荷台のみのリリース。荷台はラベル仕上げとなっていました。ウインドウはごく薄いモスのように見えます。

1999年は「LOTA GOOD TIME」ツアーで、黒ボディ黒荷台のみのリリース。荷台はラベル仕上げとなっていました。ウインドウは資料ではモスとなっていますが、私の個体ではほぼクリアーと言って良いような色となっていました。

2000年は「STOP YOUR STEP」ツアーで、黒ボディ黒荷台のみのリリース。荷台はラベル仕上げとなっていました。ウインドウは資料ではスモークとなっていますが、私の個体ではほぼクリアーと言って良いような色となっていました。

因にスーパーグレートに変わってからは1997年モデルのみフロントグリルに青ラインタンポが有りますが、1998年以降は黒1色となっています。

このトミカは本来アーティストのグッズとして販売されたものであり、矢沢永吉もまだまだ現役で活躍している事から、特に過去のモデルは入手が難しいものになっています。
オークションなどでもファンとトミカコレクターが入り交じっての闘いとなるため、時にはとんでもない金額になる事もあります。いやー、永ちゃんファンには太刀打ち出来ません(泣)

この後、2001年からもコンサートグッズとしてトランポのミニカーは販売されていますが、残念ながらトミカではないものに変わってしまいました。トミカコレクターにとっては厄介なトミカが出なくなったので嬉しいような…　でもなんだか寂しいような…(笑)