トイズワークス
2016年07月07日

トイズワークス特注トミカ01

アニメやゲーム系のキャラクター商品などを展開していたトイズワークスが、トミカを特注していました。
2001年から2002年にかけて立て続けに3回発売されましたが、何れもアニメやゲームのキャラクターを配したラッピングバスでした。

トイズワークス特注トミカ02

●あずまんが大王 ちよバス
2001年5月頃 定価1,500(税別)

当時「月刊コミック電撃大王」に連載中の4コマ漫画「あずまんが大王」のメインキャラクター「美浜ちよ」を配したラッピングバス。
電撃コミックEX「あずまんが大王」第2巻の発売を記念して2000年11月に製作された実車のラッピングバスのデザインを基にトミカ化。
ベースは79-3 三菱ふそうワンマンバスを用いていました。
車体前面の方向幕用に「京王電鉄バス」と「小田急バス」のシールが付属していました。
また、電撃シリーズの出版元である「メディアワークス」の通販で購入すると、特典として「バスガス爆発」仕様のシールが付いてきました。

トイズワークス特注トミカ03
トイズワークス特注トミカ04

●シスター・プリンセス オリジナル ラッピングバス 
 2001年12月頃発売 定価各1,500円(税別)

当時「月刊電撃G'sマガジン」に連載中の「シスター・プリンセス」に登場するキャラクター「 咲那」と「雛子」をモチーフのして2001年3月に製作された実車のラッピングバスのデザインを基にトミカ化。
咲那Ver.は紫色ボディ、雛子Ver.はピンク色ボディで、ベースは79-3 三菱ふそうワンマンバスを用いていました。

トイズワークス特注トミカ05

●メディアワークス ラッピングバス コレクション
2002年10月頃発売 2,000円(税別)

電撃シリーズの出版元である「メディアワークス」が運行していた実車のラッピングバス7台を再現したラッピングバスセットです。
と言ってもトミカは真っ白なものが1台で、これに7台分のシールがセットされているというものでした。
実車の運行期間とキャラクターは、
・2000年11月〜2001年2月「あずまんが大王」
・2001年3月〜2001年7月の「シスター・プリンセス 咲那Ver.」
・2001年3月〜2001年7月の「シスター・プリンセス 雛子Ver.」
・2002年11月〜2002年1月の「ポリタン」
・2002年1月〜2002年4月の「月と貴女に花束を」
・2002年1月〜2002年4月の「キノの旅」
2002年7月〜の「電撃10周年」
ベースは79-3 三菱ふそうワンマンバスを用いていました。

品番ベース 商品名
79-3-未三菱ふそう
ワンマンバス
あずまんが大王 ちよバス
79-3-未シスター・プリンセス
オリジナル ラッピングバス 咲那Ver.
79-3-未シスター・プリンセス
オリジナル ラッピングバス 雛子Ver.
79-3-未メディアワークス ラッピングバス コレクション
※シールの貼り替えで7種類

いずれのトミカも少し大人向けのキャラクターが配されていた関係からか、対象年齢は15歳以上となっていました。
そのせいもあってか、販売は一般の玩具店ルートではなく、メディアワークスの通販や、ゲーム系ショップ、アニメ系ショップ、ミニカーショップなどだったようです。
しかし、アニメやゲームファンにとっても、トミカコレクターにとっても、中途半端な企画だったようで、売れ行きは芳しくなかったようです。