日本自動車博物館(1)
2016年04月14日

日本自動車博物館特注トミカ01

日本自動車博物館は1978(昭和53)年11月にオープンした日本初の自動車博物館です。当初は富山県小矢部市の国道8号線沿いに有りましたが、道路拡幅に伴い1995年6月に石川県小松市に移転オープンしました。
同博物館は現在地に移って間もない頃から、多数のトミカを特注しています。
2回に渡って発売順に振り返って見たいと思います。

日本自動車博物館特注トミカ02

最初に発売されたのは1995年11月頃でした。
●スバル 360
●ダイハツ ミゼット


ベージュのスバル360は左右ドアに「日本自動車博物館」の黒色タンポ入り。
薄い水色のミゼットは、幌に「日本自動車博物館」の黒色タンポ入り。
箱はどちらも白箱だったようです。当時の定価は各700円(税別)でした。

日本自動車博物館特注トミカ03

第2回目はちょうど1年後の1996年11月頃でした。
●トヨタ 2000GT
●ダイハツ ミゼット


トヨタ2000GTは金メッキ仕様と特別感漂うモデルでした。
濃い水色のミゼットは、幌に「日本自動車博物館」の紫色タンポ入り。
それぞれ専用の箱が用意されていました。当時の定価は各750円(税別)

日本自動車博物館特注トミカ04

第3回目は前回から2ヶ月程経った1997年1月頃でした。
日本を代表するスポーツカーの名車が、一気に5台も登場しました。
●フェアレディZ 432
●マツダコスモスポーツカー
●スカイライン ハコスカ
●フェアレディ 240ZG
●スカイライン ケンメリ


Z432は朱赤、コスモはアイボリー、ハコスカはメタリックシルバー、240ZGはイエロー、ケンメリはメタリックシルバーに塗装されていました。
それぞれ専用の箱が用意されていました。当時の定価は各750円(税別)

第4回目は1997年4月頃にトミカダンディが3種類発売されました。
・フェアレディZ432(赤)
・スカイライン ケンメリ(メタリックシルバー)
・トヨタ2000GT(白)
こちらは未所有のため詳細不明。当時の定価は1,800円(税別)

日本自動車博物館特注トミカ05

第5回目は1997年5月頃でした。
●ロンドンバス
●2階建遊覧バス


ロングトミカの金型を用いた特注品が登場。
ロンドンバスと、これをベースにオープンルーフ化した2階建遊覧バスの2種類でした。
箱は共用の専用箱で、蓋の部分に中身の識別の為のチェック欄が設けられていました。
当時の定価は各1,800円(税別)

日本自動車博物館特注トミカ06

第6回目は1997年8月頃でした。
懐かしのボンネットバスが3種類登場しました。
●濃飛バス ボンネットバス
●松本電鉄
ボンネットバス
山形交通 ボンネットバス

専用の箱が用意されていましたが、箱の写真はトミカとは異なるものも有りました。
濃飛バスはトミカと同じ「いすゞBX中期型」ですが、松本電鉄はトミカより新しい「いすゞBXD後期型」、山形交通はいすゞTSD型という4輪駆動のバスでした。
松本と山形はトミカとかなり造形が異なりますが、カラーリングで雰囲気を出しているといった所でしょうか。
当時の定価は濃飛バスが750円(税別)、松本電鉄と山形交通が900円(税別)
何故か濃飛のみ定価が異なっていました。

品番車 名 発売
121-4-26スバル3601995年11月頃
62-5-9ダイハツ ミゼット
25-1-59トヨタ2000GT1996年11月頃
62-5-9ダイハツ ミゼット
36-1-20ニッサン フェアレディZ 4321997年01月頃
16-1-14マツダ コスモスポーツ
21-2-99スカイライン2000GT レーシング
58-1-52ニッサン フェアレディ 240ZG
82-1-41ニッサン スカイライン2000GT-X
4D6-1-14フェアレディZ432 R 1997年04月頃
D18-1-10ニッサン ニュースカイライン2000GT-R
D55-1-11トヨタ2000GT
5L8-2-未ロンドンバス1997年05月頃
L17-2-未二階建て遊らんバス
66-2-20いすゞボンネットバス(濃飛バス)1997年08月頃
6-2-21いすゞボンネットバス(松本電鉄)
6-2-22いすゞボンネットバス(山形交通)

今回は1995年から1997年に発売された14種類をご紹介しました。
次回は1998年から2001年に発売された15種類を振り返ってみたいと思います。お楽しみに…