ハイパーブルーポリス
2015年09月03日

トミカハイパーブルーポリスシリーズ01

1990年のアースコマンダーに始まり、2002年のマグナムレスキュー、2005年のハイパーレスキューと、トミカオリジナルのキャラクター物を展開して来ました。
ハイパーレスキューからの派生シリーズとして、2007年にはハイパーブルーポリスシリーズを発売しました。
ハイパーブルーポリスとは、全国から警察官のエキスパート達が集められた特殊ポリスチームで、マモル隊員・ミサ隊員・ツバサ隊員・警察犬ジョンなどが活躍するオリジナルストーリーです。

基本的に大型玩具が中心となるシリーズですが、ここではトミカに絞って振り返って見ようと思います。


トミカハイパーブルーポリスシリーズ02

最初に出たのは2007年4月26日に発売された3種類でした。
定価は各600円(税別)

●HBP01 ブルーフェニックス
ハイブリッドの高速パトカーで、何とトヨタEX7ベースでした。

●HBP02 ブルーハスキー
特殊装甲車両。ベースは東急化学消防車

●HBP03 ブルーラット
高性能小型パトカー。ベースはスバルR1

トミカハイパーブルーポリスシリーズ03

2007年9月20日には3種類が追加されました。何れも専用金型のオリジナルモデルでした。定価は各600円(税別)

●HBP04 ブルーファルコン
特殊小型ジェットヘリコプター。

●HBP05 ブルーガゼル
ハイブリッド3輪駆動の特殊バイク。

●HBP06 ブルーバッファロー
特殊情報処理車。

トミカハイパーブルーポリスシリーズ04

2007年12月15日には、4台入りのギフトセットが発売されました。
定価は1,800円(税別)

●ハイパーブルーポリス機動車セット
HBPジェットヘリコプター(ブルーファルコン)、HBP機動バイク(ブルーガゼル)、HBP機動情報処理車(ブルーバッファロー)、HBP機動多脚車の4台セットでした。

HBP機動多脚車は、後のHBP07ブルークラブランナーの原型となりました。

トミカハイパーブルーポリスシリーズ05

2008年4月24日には1種類が追加されました。定価は600円(税別)
●HBP07 ブルークラブランナー
無人ロボット車両。

2008年9月18日には1種類が追加されました。定価は600円(税別)
●HBP08 ブルートータス
悪路走行特殊車両。ベースは大原鉄工スノータイガー

2008年年末商戦には、非売品が登場しました。
●HBP04 ブルーファルコン 銀メッキバージョン
イオンでトミカワールド商品「びゅんびゅんサーキット」を購入すると先着で貰えました。

2009年6月18日には、シリーズ初のモデルチェンジが行われました。
定価は600円(税別)
●HBP03 ブルーラットII
高性能小型パトカー。ベースはダイハツ コペン。
これによって初代ブルーラット(スバルR1)は絶版になりました。

2010年1月9日には、またまた非売品が登場しました。
●HBP01 ブルーフェニックス ブラックバージョン
1月9日よりトミカショップでトミカハイパーシリーズ商品2000円以上買うと貰えました。
情報では東京・名古屋・大阪の各店60台との事で、配布は即日終了しました。

トミカハイパーブルーポリスシリーズ06

2010年4月8日にはパッケージを一新して、新シリーズとして7種類が発売されました。定価は各600円(税別)
●HBP01 ブルーフェニックス
●HBP02 ブルーハスキー
●HBP03 ブルーラットII
●HBP04 ブルーファルコン
●HBP05 ブルーガゼル
●HBP06 ブルーバッファロー
●HBP07 ブルークラブランナー

何故か少し遅れて4月24日に1種類が追加されました。定価は600円(税別)
●HBP08 ブルートータス

これで旧シリーズの8種類が全て揃いました。
基本的にトミカ自体は旧シリーズと同等品で、パッケージのみのリニューアルとなりました。旧シリーズとの区別のため、新シリーズは便宜上2010年モデルと呼ばれています。

2010年7月21日には、新シリーズ初のモデルチェンジが行われました。
定価は600円(税別)
●HBP02 ブルーハスキーII
ハイパーブルーポリスの活動をバックアップする特殊車両。
ベースは災害対策用救助車III型。
これによって初代ブルーハスキー(東急化学消防車)は絶版になりました。

2011年7月21日には、シリーズ初の車種入れ替えが行われました。
定価は600円(税別)
●HBP08 ブルーパンサー
不整地走行パトカー。ベースは三菱トライトン。
これによってブルートータスは絶版になりました。

2012年7月5日にはテコロジートミカが登場しました。定価は1,280円(税別)
●テコロジートミカ TH-02 スーパーソニックランナー
手ころがしでパトライトが光ました。
全長17.8m、幅7.5mもある大型特殊車両との事ですが、実際に走れる道は殆どなさそうですね(笑)

2012年11月17日には、ギフトセットが発売されました。定価は2,000円(税別)
●Xランナー 3チーム出動セット
ハイパーレスキュー・ハイパーブルーポリス・ハイパービルダーの3チームの一般隊員でも扱えるように再設計された小型特殊車両の2台セット。
ハイパーブルーポリスからは「機動パトロールカー」が選ばれました。
ベースはランサーエボリューションX。

トミカハイパーブルーポリスシリーズ07

2012年12月28日にはドリームトミカが発売されました。定価は600円(税別)
●ドリームトミカ NO.141 スーパーソニックランナー
先述のテコロジートミカをベースにしたもので、専用のホイールがなかなか良い感じに仕上がっています。
その後、品番が廃止されて販売されましたが、2015年5月に絶版になっています。

2013年6月18日には、価格が700円(税別)に改定されました。
これを機に、パッケージデザインを一新しました。
HBP01はモデルチェンジされ、新型に変わりましたが、HBP02〜08は継続販売されました。
●HBP01 ブルーフェニックスII
高性能パトカー。ベースはフェアレディZ(Z34)

●HBP02 ブルーハスキーII

●HBP03 ブルーラットII
●HBP04 ブルーファルコン
●HBP05 ブルーガゼル
●HBP06 ブルーバッファロー
●HBP07 ブルークラブランナー
●HBP08 ブルーパンサー

ハイパーブルーポリスシリーズは、2015年3月21日に新しいシリーズに移行し、今までとは全く別の路線になりました。既存のトミカの金型の利用はなく、全てオリジナルのモデルで、基本的にプラキッズを乗せられるようになりました。
今までより玩具然としたもので、コレクターには魅力の薄いものとなってしまったようです。
もっとも、お子様向けの玩具なので、あるべき方向へ進化したと言う事ですね。