15周年
2006年8月3日

1985年にトミカは発売15周年を迎えました。
これを記念して販売されたのが、今回ご紹介するモデルです。

通常のトミカよりひと回り大きいサイズで、
スケールはおよそ1/50程度だと思います。
車種は「トヨタ スポーツ800」「いすゞ ベレット1600GTR」
「プリンス スカイライン2000GTB」の3種類でした。
アンチモニー製でずっしりと重く、塗装されておらず、
地肌が美しいモデルとなっています。
裏板には1台1台シリアルナンバーが刻まれています。
通常のトミカと較べると、フォルムは今ひとつで、
ずんぐりした印象ですが、重厚感は抜群です。

1990年頃には、このスカイラインとヨタ8の金型を使って、
「トミカオートクラブ」シリーズが発売されました。
こちらは15thモデルとは違って、彩色が施されていました。
4,000台の限定販売で、3,400円だったそうです。
このシリーズは、新規金型のトヨタ2000GTとフェアレディSR311を加え、
4車種でスタートしましたが、人気が出ず短命に終わっています。